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吉田戦車の「スポーツポン」を読了。
吉田戦車がスポーツをテーマに描いた4コマ漫画です。
吉田戦車といえば、不条理マンガ。
本人はこのレッテルを気に入ってないようですが、確かに特徴を表しています。
吾妻ひでおも不条理といわれるのですが、吉田戦車とは明確に違う。
それは精神科医の斎藤環も指摘しているとおりです(吾妻は神経症的、吉田戦車は分裂病的)。
しかし、ここ最近不条理度が下がってきているような気がしないでもありません。
オチのつけ方がベタすぎると思うのです。
あえてわかりやすいオチにしているのかもしれませんが、「ガビョーン」とか「ガーン」という擬音が出てきたりすると、正直なんだかなあと思いますね。
4こま目で、ツッコミ役がツッコミを入れ、ボケ役が「ガビョーン」となるっていうのが、ちょっと受け入れられない。
野球盤に対して「キャッチボール盤」、代打・代走などに対し「代喜び」など発想はとても面白いと思うのですが、オチのつけ方がどうも納得できないのです(代喜びのマンガは、変なツッコミは入ってませんが)。
ああ、また偉そうなことを言ってしまったなぁ(笑)
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吾妻ひでおの「チョコレート・デリンジャー」を読んだ。
ギャグマンガで、ストーリーというストーリーは特になく、正直、読み進めるのが苦痛である。
作者自身、あとがきの書き下ろしマンガで、久しぶりに読み返したら「意味判らん」とぼやいていた。
なぜそうなるかというと、途中の説明を省いているからだという。
4コママンガで言えば、1コマ目からいきなり4コマ目にとんでいるようなものだそうだ。
逆に、その手の説明不足を「分かる人にだけ分かる」「不条理でよい」と珍重する向きもあるだろう。
「チョコレート・デリンジャー」は、主人公のチョコちゃん(私立探偵の可憐な少女)と助手の三蔵(デブの中年男)が事件を解決するという体で進んでいく。
実際は、事件を混乱させているだけで、全然解決しない(それで終わる)。
「チョコレート・デリンジャー」で最も感動するのは、チョコちゃんが異様にかわいいということだ(笑)
私はそんなに吾妻作品を読んでいるわけではないが、私が目にした中では究極至高にかわいい。
このマンガが読み進めにくいのは、主人公をはじめとする登場人物が一体何者なのかよくわからない点にある。
チョコちゃんは私立探偵だが、何歳なのか分からないし、なぜ私立探偵をやっているのか、家族はいるのかも分からない。
好きな食べ物とか、特技とか趣味とか、読者が感情移入できそうな要素がひとつもない。
少しエロくて、支離滅裂なかわいい少女ということくらいしかわからない。
そういう設定の作り込みを作者は拒否しているのだろう。
登場人物はとても記号的でのっぺりとした存在である。
それが作品世界への没入を妨げるため、読み進めにくいのかもしれない。
「チョコレート・デリンジャー」では、チョコちゃんの助手の三蔵というキャラクターが人気があるらしい。
他のマンガでも出てくる有名なキャラらしいが、「チョコレート・デリンジャー」では三蔵だけ家庭生活が描かれている。
そのため、他の人物より厚み・深みがあるように見える。
これが人気がある理由じゃないかと思うのだが、まあよくわかりませんけどね(笑)
家庭生活といっても、結局、わけわからん家庭だし。
しかし、わたしはこのような創作態度が嫌いではない。
描きたいギャグがまずあって、そのあとに設定やストーリーを作るというやり方はギャグ至上主義という感じでいいんじゃないでしょうか。
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連日、堅い話で恐縮ですが、小泉祐一郎の「世界経済のニュースが面白いほどわかる本」は本当にわかりやすいです。
これも代々木ゼミナールの先生が書いた本ですが、一般向けの本。
しかし、政治・経済の経済がわからずにあたふたしている受験生にも読んでほしい本ですね。
まず受験生には相当わかりにくいだろうと思われる「国際収支」についてわかりやすく書かれています。
これをそばに置きながら、問題を解くと理解が早まるでしょう。
また、自由貿易地域、関税同盟、共同市場、経済通貨同盟のちがいが明確に書かれているのもよいです。
他の参考書だといまいちちがいがわからなかったりしますので。
ということで、経済がわからずに悩んでいる方にはいい本だと思います。
世界経済の苦手な受験生にGood!!
手軽な入門書
大学生以上の方でも十分役に立つと思います。
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政治・経済。
世の中の事を理解するにはやはり政治と経済の基礎知識くらいはマスターする必要があります。
大学入試でなぜ世界史や日本史が重視されているのか理解できません。
愚民政策ではなかろうかとすら思います。
政治と経済のことがわかる国民が増えたら困るから、政治・経済をマスターさせないようにしているのではないでしょうか。
同じことが英語についても言えます。
英語を理解する国民が増えると、海外からの情報をダイレクトにキャッチできてしまいますからね。
あと、高校の科目では「倫理」も軽視されています。
高校の「倫理」は小学校でやる「道徳」とは違って、躾の意味合いはないですから、力量のある教師がやると、世の中のことがほとんどすべて「嘘」で塗り固められていることがばれてしまうので、軽視されているのではないでしょうか。
などと、妄想しつつ。
高校の参考書で政治・経済のオススメとしては蔭山克秀(代々木ゼミナールの先生)の「大学入試 蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本」が良いと思います。
高校生じゃなくても、政治・経済を理解するのに適している。
かどうかはわかりませんが、まとめ方が異常にうまいのには感心しました。
ふつうに読む分には大して面白味もないのですが、政治・経済の問題を解くという目的があれば、かなり役に立ちます。
ここに書かれていることを理解していれば、新聞やニュースはだいたいわかるので、意欲のある方は全部覚えるくらいの覚悟で読めば役に立ちます。
受験生の人にはもちろん即戦力でしょう。
先日、母が「不景気なら造幣局でお金をたくさん刷ればいい」なんてことを言ってたのですが、通貨の流通量と貨幣価値の関係がわかればこんなことは言わなくなるでしょう。
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これまで読んだ本とかCDとかDVDとかの感想を書いていこうかなと思います。
今回は宮元啓一の「仏教誕生」。
仏教に関しては、その思想が好きで、教典とかまで読むほど本格的ではないですが入門書を何冊か読んだりしています。
仕事柄読む必要があったというのもありますが。
その中で一番私の思想とマッチしていた仏教解釈が宮元啓一の「仏教誕生」
この本を読んで、そのほかの宮元啓一の著作も読んだりしました。
宮元啓一によれば仏教とは「苦しみを感じる心のメカニズムを滅ぼすこと」
これに尽きるそうです。
この状態に達すると、生きていることすらどうでもよくなるはずです。
釈尊は悟りを開いてそのまま入滅する予定でしたが、気まぐれから教えを説くようになりました。
本来なら、悟りを開くと食欲すらおこるはずがないので、少しだけ食欲を解放しつつ、生きていくという離れ業をしていたそうです。
そんな釈尊にとってこの世におこるすべてのことはどうでもいいこと。
すなわち、慈悲は、釈尊その人にとってはなんの意味ももたない世界を、あたかも意味があるかのごとく創出する一種の幻術である。
なんて読むとクラクラします。
仏教をなにか線香臭い物とか、ヒューマニズムあふれるものとか考えている方には一読をオススメします。
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中島義道の「観念的生活」を読んでいます。
日記風に綴られた哲学的思索。
しかし中島義道の本を読んでいると、どんどんネガティブになっていきます(笑)
どうせいつか死ぬのです。
そういえば、「亡くなる」は「無くなる」だって思ったときちょっと衝撃でした。
話が飛ぶようですが、むかし、NHKスペシャルか何かで「全海洋蒸発」というのを知りました。
直径400キロの巨大隕石が地球に衝突すると、地球上の海という海は全部蒸発し、地球は太陽表面の温度くらいになるのだそうです。
どうもこれが過去の地球に起こっていたらしいのです。
もしこれが、今現在起こったらと思うと不思議な気持ちになります。
生き別れの親子が感動の対面を果たしても、あっという間に即蒸発。
不治の病を宣告されたものの、がんばって病気と闘って、病気が治ってもあっという間に即蒸発。
いろいろ苦しいことがあって、ようやく結ばれた男女が結婚式で涙を流していても、あっという間に即蒸発。
自然というのはなんて無情なのだろう。
そんな自然に「KY」とかいっても、まったく無意味だし。
以前この話を誰かにして「まったく諸行無常ですよね」といったら、「無常どころの話じゃないですよ」といわれたのには笑いましたが。
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ゴキブリの写真集を以前本屋で見て気になっていました。
その本屋(阪急が経営している本屋)では、平積みにして、しかもPOPまでつけていて、いかにも人気がありそうな本にしていましたが、本当にそうだったのでしょうか。
そのときは時間がなく、すぐに立ち去ったのですが、気になったので調べてみました。
たぶん、これです。
画像入りにしようと思ったのですが、キーボードに吐かれては困ると思ってやめましたw
勇気のある人だけ見てください。
現在、在庫はなく中古本だけのようです。
しかも、恐ろしいプレミアがついてしまっている。
マニアな人はこれだけお金を出しても買うのでしょうか。
世の中にはいろんな人がいます。
自分の感性だけで、すべてを断じてしまってはいけないのです。
そういえば、ある番組(「今田ハウジング」)でチュートリアルの徳井義実が「女装するんでしょ?」と聞かれてこう答えていました。
それもホビーの一つです。
英語で言ったところにこの表現の妙があり、また、「○○の一つ」とすることで、他にも変態的な趣味があることをうかがわせる好返答だと思うのですが、ゴキブリもホビーの一つの方がいらっしゃるのでしょうね。
ちなみに、この本ではゴキブリ料理も紹介されているそうです。
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「お腹が出てきた」とふつうなら言うところを「お腹が太ってきた」っていうふうに、微妙に変えていうのが好きだ。
「お腹が太る」とはあまり言わないだろう。
でも、意味は通じるし、間違った表現かというと、そうでもない。
そんな、宙に浮いた感じがとても好きだ。
子供や外国人がこんな表現をたぶんよく使うのだろう。
以前、テレビで小学生が「私は詩を書くことをします」と言っていたけれど、素敵だった。
単に「私は詩を書きます」でいいのだけれど、緊張していたのか、言葉のつながりに不慣れなのか、そういっていた。
そんな言葉ばかりつなげて文章を書きたい。
だから、わたしは猫田道子が好きだ。
私がこの家に生まれた時から、私の身近には楽しい音楽がありました。これはきついレッスンにたえていく音楽ではなくて、私の生活の一部となっていました。
「うわさのベーコン」の冒頭の一節。
なんてぞくぞくするような文章でしょう。
でも、こんな文章を意図的に作ろうとすると、だいたい失敗するのだけれど。
▼Amazonで見たら中古しかなく、しかも超高額!
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わたしが今まで読んだお話の中で最高のものは、アンデルセンの「火打箱」である。
不条理で狂気にあふれていて、他のアンデルセン作品のように教訓めいたところがなく、ドライなユーモアがある。
もしかしたら、なにかの民話をもとにしたのかもしれないが、とても素てきなお話だ。
今日はその魅力について書きたい。

←アンデルセン童話集全7巻。
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以前の記事にも書いたけれども、赤毛のアンは大好きな小説だ。
笑えるからだ。
これまで読んだ長編小説の中では読み返した回数ナンバーワンだと思う。
といっても、5回くらいだが。
以前、知人が「○○さんはタイ語を勉強しているらしい。偉い」というので、癪にさわって「俺なんか赤毛のアンを研究している。5回は読んだぞ。これは偉くないのか」といったら、厭な顔をされた。
今日は『赤毛のアン』の魅力に迫りたい。
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