鳥居みゆき『夜にはずっと深い夜を』の感想その2
鳥居みゆきの『夜にはずっと深い夜を』について、もうちょっと感想を書く。
好評みたいで、重版もしたよう。
前回、少し物足りないと書いたけど、もうちょっと詳しく書くとこんな感じ。
読みながら鳥居みゆきの演じている声が聞こえてくる人にはいいのかもしれない。
たとえば、「のり子」の一節で「悪循環!」というところがあるが、鳥居みゆきが目を剥きながら、鬼気迫る形相で叫んでいるところが想像できれば楽しめる。
わたしは少し物足りなかった。
というのも、「悪循環!」といいながら、鳥居みゆきが目を剥いたり、鬼気迫る形相をしたり、手足を必死で動かしたりしているところを、文章として表現して欲しいから。
セリフ以外の表情や動作が意味することを、文章として表現して欲しかったということです。
わたしが単に凝った表現を好むので、そう思うだけかもしれないけど。
まあ、そういうことで、嫌いじゃないけど、それほどでもってことで、星3つです(満点は星5つ)。
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見る度に味が出た


