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あなたの体温が好き。

テキトーなことを言うナース その2

昨日は手術の前日に起こった地震にまつわる出来事を書きました。
あれは笑い話ですが
やはり手術の前日に地震が起こると不安なものです。
手術中に阪神大震災級の大地震が来て
手術台から投げ出され
肺をえぐり出されたままで
帰らぬ人となってしまう。
そんなプログラムが神によって用意されていないとも限らない。

そんな不安を胸に抱きながら
火傷のガーゼがずれるので
もっと強いテープでとめてもらおうと
処置室を訪れました。

幸いなことに処置室にいたのは
この病棟で一番笑顔のキュートなナース。
テープを交換してもらいながら
先ほどの疑問をぶつけました。
「手術中に地震があったらどうするんでしょうね?」
しばしのサイレンス。
そして
「とりあえず,手は止めるんじゃないですかね」
と秒殺のほほえみ。

笑顔が心に突き刺さり
満足しきって病室に戻りましたが
よく考えてみると人をコケにしきった返答。
まるで
「朝起きて最初にすることは?」と聞かれて
「目を開ける」と答えるようなもの。
有意義なことを何も述べていない。

強い余震も予想されていることだし
もしかして手術は中止になるかも。
と思いながら翌日目覚めて見るも
まったくもってその気配なし。

執刀医に尋ねると
「大丈夫だと思いますよ〜」
と気のぬけた返事。

手術台に乗せられ
麻酔の針を背中に刺されながらわたしは
わたしの体を押さえるオペナースの手のぬくもりを
これが最後の人のぬくもりになるかもしれない
と思いました。

幸い地震も起こらず
手術も成功しましたが
メガネをはずしていたので
顔もよくわからなかったオペナースの
あの手のぬくもりを
生涯忘れることはないでしょう。


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咲き誇る花の向こうに君が見えたなら

2004年9月入院時。
手術の前日に大きな地震が2度ありました。
ひどいところで震度5弱はあったでしょうか。
最初の地震のとき、私のからだを拭くために
2年目くらいのナースがちょうどわたしのところにいました。
そのとき、突然の大きな揺れ。
こんなときはやはり
ナースというものはすべて
その職業的使命感から
「落ち着いてください」とか
「ケガはありませんか!」
などと頼もしいことを言うものばかりだと思ってました。
ところが、わたしのところにいたそのナースは
頭をかかえこむようにして
「こ、こわい」
とつぶやくのみ。
地震よりもわたしはそのことに腰を抜かしそうでした。

あとで聞くと
地震が何よりも嫌いだそうで
ひとりでいたら怖くて耐えられないので
「病院にいてよかった」
のだそうです。
患者としてはそういうナースは病院にいてもらっては困るのですが
胸腔ドレーンの挿入口に気泡ができていないかを手で触ってチェックするとき
唯一このナースだけが、僕の乳首に指をかすかに当てる人だったので
許すことにします。


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女の子は夢の中で明日も生きてゆくのだろう

テキトーなことを言うナース その1
2004年9月入院時。

採血が終わって
止血用のバンソウコウを貼ってもらいました。
「指で押さえるんですか」と聞くと
新人臭のただようナースは
「あ,押さえなくていいですよ」
ああ,そうなんだ。医学の常識は変わっていくものなんだな。
などとのんきなことを思っていると,
採血をしてくれた医者が
「押さえとかなあかんよ。もまなくていいですって言わんと」
「すみません……」
と消え入りそうな声のナースがかわいかったです(笑)


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気持ちが迷子の子犬

2004年9月に入院した時。
手術中はおしっこが漏れないように尿道に管を通します。
手術後もトイレに行くのは困難ですから
一晩中その管をつけていました。
この管を尿道管といいます。
わたしはまだまだ元気ですから
当然朝だち現象が起こります。
ピンと張ったペニス。
その内部の尿道で
尿道管がわたしの肉壁に食い込み
容赦なく傷つけます。

こんなときにナースに助けを求めても
よけい収拾がつかないのは考えるまでもありません。
(ん? でもちょっと楽しいかな)

わたしがいつもやっている不意の勃起をなだめる方法。
それは、「司法権の独立」の意味を頭の中で講義すること。
こんな感じです。

司法権の独立には2つの意味がある。
1つは裁判所が他の国家機関、すなわち内閣や国会から独立していること。
つまり、裁判所のやることに内閣や国会が口出しをして干渉しないということだ。
裁判所は自分の判断で行動しなければならないということ。
この意味の独立が犯されそうになった事件に1891年の大津事件がある。
これは当時の大審院院長の児島惟謙が時の内閣の圧力を排して、裁判所の独立を守った事件である。

こういうお堅い話を考えるとふつうは勃起がおさまるわけです。
ところが、このときは手術後という異常な状況にあったせいでしょうか。
なかなかふにゃけてくれないのです。
たとえば「内閣や国会が口出しをして」で無意味にペニスが反応してしまう。
そしてまた静かになりかけたところで「当時の大審院長児島惟謙が」でピクン。
迷走するわたし。
それでもなんとか10分くらいかけて常態にもどしました。
極限状況では何が起こるかわかりませんね。


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空に逃げちゃいたいくらい

2001年に入院した時。
手術の前々日。
手術にそなえて脇毛をそってくれたナースのNさん。
Nさんはその病棟で2本の指に入る若ビューティフル・ナース。
「ひげは自分でそっておいてください。
あとでチェックしにいきますからね」

わたしは、わざと剃り残しをつくりました。
少し盛り上がるために。
なぜって、完ぺきに剃ったとすると、
Nさん「きれいに剃れてますね」
わたし「はい」
Nさん「じゃあ」
となり、無味乾燥も甚だしいです。

結局、
Nさん「ほら、ここ少し剃り残しありますよ!」
わたし「え。うそ。ちゃんとそったのに!」
Nさん「鏡、見てください。あるでしょ」
わたし「わっ。ほんまや。くっそー」
Nさん「うふふ」
こんな感じになって、やや盛り上がりました。
ほんの少しですけれど。
楽しかったな。


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火傷と自然気胸で鬼に金棒(同情を得るには)

8月30日から9月15日まで入院していました。
両手両足を火傷したのが8月27日。
まさかこんなときに、気胸にならないだろうなあと
危惧していたら、そのまさかに――。

気胸になったその日のうちに入院し、
9月6日に再々発をなくすため、手術を決行。

火傷はけっこうひどかったです。
もうかなり治ってますが、
火傷2〜3日後はもう一本腕があるかのように
巨大水ぶくれができていました。
見た目かなり痛い感じがでしたが、
痛みはほとんどなく、割と楽でした。
見た目がひどいので同情が大きくよかったです。

ところで、火傷の原因ですが、
わたしはガスコンロの火をとろ火にし、
調理していたものを皿などに盛って、
例えばフライパンをコンロに戻すと、
火を消したつもりになってしまうことが
よくあり、何度か8時間くらい
フライパンを空だきにしたことがあります。

今回も、とろ火にしたまま、火を消し忘れ、
制汗デオドラントのエイト・フォーのガスを抜いていたら、
引火し、両手両足がこんがり焼けてしまったのです。
(生きたまま焼かれる人の気持が少しわかりました)
幸い、顔は焼けませんでしたし、火事にもならなかったのですが、
一歩間違えば大惨事になっているところでした。
みなさんもくれぐれもご注意ください。

しかし、今回で同じ病院の同じ病棟に入院するのは4度目なのですが、
そのくせ、ナースの電話番号1つさえ聞き出せない
自分の奥手さ加減にはほとほと嫌気がさしてきました。


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愚かな男の大火傷

不注意で両手両足を火傷してしまいました。
左腕に巨大な水ぶくれができ、たぷたぷしています。
手もあまり使えないので詳細は後日。


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ジェンダーフリー白衣

退院しました。
診察を受けたら、中程度の自然気胸ということで、即刻入院を宣告された。
ただ、左肺はおそらく最初の発症だから、胸に管を突っ込んで、治ったら良し、治らなかったら手術という治療方針。
早ければ、土曜日には退院できるでしょうということだったが、金曜日に退院できた。
けどまあ、再発の可能性は高いと思う。
ということで、予備校もクビにならずに済みそうである。

1年1ヵ月ぶりに入院したわけであるが、衝撃的な事実に気づいた。
ナースの出で立ちについての重要な変化である。
恐るべきことに、ワンピースのスカートという格好が激減していたのだ。
すなわち、ズボン姿のナースが増殖。男の看護師と同じ姿の看護婦が急増であった。
これはまさしく、ジェンダー・フリーである。
ジェンダー・フリー白衣だ。

もちろん、従来のワンピースのスカート姿も存在してはいるが、率にして4割くらいといったところだろうか。
しかも、おばちゃんナースのほうがスカートを着がちという残念な結果であった。
若ナースはスカートがお嫌いのようだ。

わたしは女性のズボン姿も決して嫌いではないが、ジェンダー・フリー白衣のズボンは、シルエットが悪くあまり似合っている人はいなかった(だからこそ性的なシンボルとしての「白衣」にならなくて済むのだろうが)。

そしてもう一つ、絶滅したもの、それはピンクの白衣だ(形容矛盾だが)。
1年前はピンク色の制服の人がいたが、今回は皆無。
やはり、なんかエッチな感じがするからだろうか。
たしかに、男の看護師も増えてきている中、男がピンクの制服を着るわけにもいかんだろうし、そこらへん平等にしなきゃいかんということなんだろうな。
ともかく、確実にジェンダー・フリーは進んでいるようである。


その後の調査(入院)により、
各ナースはワンピースのスカート白衣とズボン白衣を
一定期間(だいたい一週間くらいかなあ)ずつ
交互に着用していることが判明しました。
若いからズボン白衣ばかり着ているというわけではありませんでした。
このときたまたまそんな感じだっただけのようです。
また、ある若手ナースを問いつめたところ、
2004年の1月からズボン白衣が登場したようです。
白衣をつくる業者も変わり、布が薄くなって寒いとぼやいてました。

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関連タグ : ナース自然気胸入院白衣
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3度目の手術か

へこんでおります。
また、自然気胸になったようなのだ。(自然気胸とは肺に穴があく病気)
先週の火曜日の朝に、背中が少し痛くなって、あの厭な、肺から空気が漏れる音が聞こえた。
そして、鎖骨の下あたりにも痛みを感じた。
これはもう完全に自然気胸なのだ。
まだ診察してもらってないけど、100%間違いない。
軽症なら自然に治るさ、と強がっていたし、事実、翌日にはほとんど痛みを感じなくなっていたので、完全に治ったと錯覚し、テツ&トモのなんでだろうの踊り(腰に手を当てて翼の如く動かすやつ)をやったのがいけなかったのか。
そのときにまた左胸に痛みを感じた。
それ以降はもう全然よくならない。
むしろ悪化している。
昨日から、胸に圧迫感を感じ、どうも息苦しいのだ。
前回手術したとき(昨年の3月)より悪い感じだ。

わたしは自然気胸で2回手術しており(過去の日記に記した通り)、それは2度とも右胸だった。
今回は左胸が痛い。左は手術していない。
左肺にもブラ(気胸の原因になるもの)があることはわかっていたので、いずれはと思っていたのだが。

まだ手術と決まったわけではないが、かなりその確率は高いと思われる。
そんな気がする。ものすごくする。
明日、病院へ行って来ます。

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手術の傷跡に残る糸

もう手術してからだいぶ経つけど、また手術した。
自然気胸の再発。同じ右肺だ。
2回目だから、胸腔鏡による手術ではなく開胸手術である。
まあだからといって、それほど痛くはなかったが。脇の下の下あたりを6センチくらい切った。
そのせいか、手術後2ヶ月以上経っているが、まだ右胸は少ししびれている。
その証拠に乳首を触っても全然気持ちよくない。
早く治ってもらわぬと困る。
そしてもう一つ困った問題。
背中も少し切ったのだが、そこを縫った糸がまだ残っている。
無理に引っ張ってとろうとすると、大変なことになりそうなのでそのままにしてある。
かさぶたがとれたら糸が残ってるのがわかった。
普通残るものなのか?
うっとうしいなあもう。

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関連タグ : 自然気胸ナース
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